猛暑
いつも使わない路線を使って出かける
汗かきすぎたから
座るよりドア側の方が涼しい
結局外出たら汗かくんだけど
だとしても僕はこの冷風を浴びまくるんだ
窓の景色から真夏がバリバリ伝わる
中学の時に自転車から落ちて歯が欠けた
駐車場を通り過ぎた
仲のいい友達と
昔よく行ってゲソを焼いていた
お好み焼き屋さんを通り過ぎた
思い出の明太子チーズもんじゃを混ぜながら
電車が止まると沢山の人が乗ってくる
人混みがより一層
夏の息苦しさを増幅させる
このままじゃ僕は夏バテする
暑さで食欲がどこかへ行ったのは
空腹に気付かないくらい
お腹が鳴る隙もないくらい
暑さに侵食されているから
かいたことのない量の汗が滴る
僕の知らない僕は
どこへ向かおうとしているのだろう
夏を乗せた電車が走っていく
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2018.08.26 12:16
2018.08.26 05:35