目玉焼きおれは醤油派
お姉ちゃんの部屋に行ったら
「これ読んでよおもしろいから!!」
と積み上がった漫画を
ドンっと渡されて
引越し業者の段ボールみたいに抱えて
「なにこれ!」と言うと
「目玉焼きの黄身いつつぶす?っていう漫画だよおもしろいから読んで」
「どんなはなし?」
「食べ方の話!」
「それでこんなに続くの!!」
「そう、なんか目玉焼きにしょうゆかけるかソースかけるかとか、目玉焼き以外にも、とんかつのキャベツいつ食べるかとか、そういう話!」
「さいこうかよ!ありがとう!あれでも1巻と4巻ないよ」
「部屋のどっかにあって、まああったら渡すよ」
「おーけー」
物語をいきなり途中から読むのはあれだったのですが2巻からでも読んでみると面白くて
主人公がなににでも食べ方にこだわる人で
自分のこだわりが強いから
違う食べ方をしている人をみると
なんでこんな食べ方をしてるんだろうと
思ってしまう
それが気にならない食べ方をしてる人がいたら怒っちゃったりする
怒って店を飛び出しちゃったり
気絶したりする
すげえええ!!!
でも読んで一番思ったことは
自分ってそんなに食べ方にこだわってない
じゃないですか!
ということだった
多少のこだわりはあっても
それを気にしながら食事をしてなかったし
ましてやとんかつのキャベツいつ食べるか
悩んだり
目玉焼きになにかけるか論争したり
串は外さない方がうまいとか
そういうのを考えるのは
みみっちい気がして
答えを出さずに
考えるのすら辞めていた
違う
そういう人達はオシャレとして
食事にこだわってる姿勢を見せてる
のではなくて
ほんとうに食事にこだわっていたんだ
目玉焼きになにをかけるか
話し合うくらい
目玉焼きを美味しく食べたいと
心から思っているんだ
食事の時に
少しでも美味しく食べて
幸せになりたいんだ
さいこうかよ
いい漫画に出会った
ぜひ読んでみてください
ちなみに積み上がったを巻数ごとに
まとめてたら2巻が二つあって
やっぱり兄弟なんだなと思いました
同じ巻2回も買ってんじゃねええ!!笑
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