gozo rop

頭の中

北海道の巻

高校の頃誰しもが修学旅行みたいのをすると思う。

僕の学校ではどっちかっていうと学習旅行で、「あくまでも授業の一環として行くYO」

みたいな旅行だった。


そして面白いのが13項目くらいから授業を選ぶのだけど

それぞれ行く先が違くて僕が選んだのは舞踊の授業で

合宿先は北海道だった。


もちろん学校で通常の舞踊練習をして、その後に

北海道にあるポロトコタンというアイヌの民族博物館で

そこにいる村長みたいな方に踊りを見せたり見せなかったりした。


お箸を木から削って作る体験をしたり、北海道の濃厚ミルクソフトクリームを

食べたり、ジンギスカンを食べたり授業の一環ではありながらも

普通に楽しいじゃねえか!あにきぃー!と思っていた1日目を上回る


2日目の夜の函館山の絶景だった。

函館山の頂上から函館を一望できるその景色は世界三大夜景に入るほど

僕らの胸を打った。

感動という言葉がふさわしくないくらいに

僕らは言葉を発さず、ただ黙って出来るだけ長い時間目に焼き付けておきたい

とじーっと夜景を見つめていた。

本当に綺麗な景色を見た時って人はこうなるんだとも思った。



3日目は金森赤レンガ倉庫に行って2時間の自由時間を貰ったもんだから、

テンションも上がりながら海鮮丼を食べたり

お土産コーナーでずーっと迷っては白い恋人を買ったり

ショッピングセンターの個室トイレ広くて綺麗だなーとか思ったりした


2時間が経って集合場所のバスに乗って

楽しかったなージュベロジュベロと友達と話しては

先生がいない人いない?とみんなに聞いてる時に

完全にこのタイミングで自分のリュックが無いことに気づいた僕は

うわ!!リュックどこかに置いてきました!!とバスを飛び出して

いろんな所を探し回っては結局お土産コーナーの店員さんが預かっててくれてて


トイレに置いてありましたよ

と伝えてくれた。


自己管理も甘々だけど、

綺麗すぎるトイレもリラックスしすぎてしまうから

要注意だと思った話。

函館いぎだい

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