ベリーナイス
例えば
例えばの話なんですけど
毛むくじゃらのおっさんの絵を描くのが好きなんです!とかそんな趣味があっても人にはなかなか言いづらい
気持ち悪いと引かれてしまう可能性だって十分にあり得るアリエールがあるでしょ
でもいつかは
そんなこと堂々と言えるほど
自分の趣味に自信を持てたり
本音で話せる友が見つかれば素晴らしい
そんな状態になれたら
自分は最強だって誇っていいと思う
なんなら苗字の最初に最強って付けちゃっても
いいと思う
最強田中太郎とか
それで、最強?なんなの?おまえ
と友達の友達に野次を飛ばされても
説明してやるといい
俺は毛むくじゃらのおっさんの絵を描くのが趣味なんだ、気持ち悪いでしょう??
でもそんなこと堂々と言えるよ。と。
そしたら相手も
あ、ああ…わかたよ。
てなる気がする。気がするだけ。すまん。
ただ本当の気持ち悪さはハテナを
2個一気に使っちゃうところかもね
なんて言われちゃったりしちゃったら
すぐ謝るといい。
謝罪はスピードが命だよ多分。
ただ趣味とか好みとか
内面的な部分って本人が話さなければ
その人がどんな人間なのかって
とてもわかりづらい
田中太郎が口を閉じていたら
こんな人間が毛むくじゃらのおっさんの絵を描くのが趣味だなんて誰も思わない
もしかしたら目の前でホットチャイを飲んでる女性もマシュマロで埃を取る趣味の人かもしれない
わからない確かめてないから
誰もわからない
もしかしたら、そうなのかもしれない
だとしたらそうとう気持ち悪い
でも気持ち悪いから彼女は
人に言わないのかもしれない
だからもし誰かに気持ち悪い内なる人格を
告げられた時は
気持ちわるいと感じたとしても
その堂々たる勇気に
「ベリーナイス」を贈ってあげてほしい
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2019.12.03 07:33