gozo rop

頭の中

世界が破滅に包まれたような話

うわ!なんかもっとディープな深爪みたいに
ディープな話したいな

年末チックだしいいよね

僕が大学生になった時
ネクタイの結び方がわからなすぎて
入学式に遅刻して
体育館に入った時には
「じゃあ清き大学生生活を!これにて入学式は終わります!」パチパチパチパチ

って人が振り返って
僕を通り過ぎて帰って行った

オーマイゴット幸先悪すぎる新生活
大丈夫かなぁと
生協の前らへんを歩いていると

バンドセットが置いてあって
その横に長いテーブルがあって
なにやら音楽サークルが説明会みたいなのを
していた

音楽サークルには入ろうとしていたので
テーブルに座っていた、革ジャンにブーツのかっこいい明らかにロックンロールを感じる男の人に話しかけた

「おお!みていけよ!」
「ここが俺らの音楽サークルだ」
「あ!これ??」
「このアルバムは夏にどこかに泊まりに行ってただ酒をぶち浴びる会の写真だ」
「ほら!笑 みんな潰れてて、おもしれえだろぉ笑笑」

えっっっ

この人やばかっこいい!!
と目をキラキラさせてた

(後から聞くとそのアルバムについては
サークル内でバンドを組んで合宿場でライブをする夏合宿の説明をしないといけないらしくて先輩の適当さがよくわかった笑)

「ほら、興味がありそうならここに
名前とメールアドレスと好きなアーティスト書いて」

「はい!」と書いていると

え??堀内??
「はい!そうなんですよぉ」
と言って書き続けると
「おいおいおいまじかよ!!おい!」

とその人がニヤニヤしながら驚いて
「ちょっと待ってろ!!」
と立ち上がり、おっきな声量で

おーーーい堀内呼んでこい!!!
と言うと

3分くらいしたら2人くらいに連れられて
「なんだよ、なんだよ」と
連れられてきた人がいた
僕の目の前に来るとその男の人が僕に

「ほりうちゆうと?」と指を指す
「ほりうちゆうとです」と返すと
手を差し伸べて
「俺もほりうちゆうとなんだよぉぉ〜」
と握手した

そうこの方が
サヨナラの最終回のほりうまさん
との出会いだった

「えっ?えっ?バイトはーなにしてるの?」
と聞かれて
「あっ!居酒屋です!」と返すと
.....
.....
「俺も居酒屋なんだよぉぉ〜」
と握手をした

この人面白い人だと悟った
今まで同姓同名の人に出会ってきてなかったから、大学ってスゲェ場所なんだとより思い、大学生活がさらに楽しみになっていった

革ジャンのかっこいい人が

「よっしゃ俺が部室棟案内してやるよ」
「特別にな、ついてこい」
と案内され奥に進んでいく
明らかに学校の雰囲気とは違う
別の区域みたいな場所にきた

雰囲気で言うと200X年
地球が崩壊した後の北斗の拳のような
世界観

なんだこれ、、とワクワクと共に
唾を飲んだ

「なかなかいい雰囲気だろ!、ここが部室棟って言うんだ、ここでは何もかもが治外法権
キャンプファイヤーしたりBBQしたりできるんだぜ」

この学校やばすぎる

見渡すと、どこかの部室前の外に
炊飯ジャーが飾られていて
その中にびっしり土が詰まっていて
そこに植物が発芽している

炊飯ジャーを植木鉢にしてるってこと?
なにこの世界観

そして足元を見てみると
土にギターが埋まっていて
ネックが飛び出している

うわ!なにこれ笑
「面白いだろぉ!これよく引っかかりそうになるんだけどな、これギターの墓」

他にもフライパンが落ちていたり
パチスロが外に無造作に置いてあったり
本当に今ここにバイクに乗ったこん棒持ったモヒカンが現れて不自然ではなかった

「ほら!あれも見てみろ」
と指が向く方を見てみると

ママチャリが停めてあるのだが
ママチャリにたばこがくっついていて
ママチャリのスペースが1ミリもないくらい
たばこで埋めつけられている
何百本張り付いてるってレベルの
なんかなにこれ!!

「あれな!たばこのチャリ笑
あれ乗ると空飛べるらしいぜ
はっはっはっは!!!」

この人もこの学校もやべぇ!
そしてかっけええ!!!!

とシビれてしまった僕は
その音楽サークルに入ることを決意し

新生活が始まった

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