gozo rop

頭の中

コンタクトデビューの巻part2

10分間の瞑想を遮るように
ほりうちさああああん!!と
呼ばれ

新たな診察室に入る

ラスボスかってくらいに
眼医者が待ち構えていた

ちくしょうセーブするの忘れてたわ

どうぞ座ってくださいと言われ

突然部屋が真っ暗になり
誰かの誕生日だと思ったが違ったみたいだ

目の中をライトで照らされながら
拡大スコープで覗かれていく

眼球が丸裸にされてる感じ
なんかすごく恥ずかしいです先生ィ

見終わって
「オーケー」と言って先生が電気をつけた
アメリカ育ちなん?って思ったが
純ジャパだった。

「コンタクトってなんで目に悪いと思う?」
と咄嗟に聞かれた

「え、、えっと目に物を入れるからですかね?」
と答えると

先「ハードケースは目に入れても悪くないって言われてるんだ。だから他の理由があるんだ。なんだと思う?」

俺「おー、、なんだろう、、。」

先「さっきの書類読んでたら答えられるはずだよ。いい加減に読んでいたことになっちゃうよ笑。」

俺「え、、笑なんだっけ?笑」

先「酸素を目に通さないからだよ笑!!」

俺「あーー!富士山の頂上!」

先「そう、、だからコンタクトは目に凄く悪いから持って12時間。12時間でも限界だから帰ったらすぐ外すように。」

先「眼医者の僕も眼鏡掛けてるように
眼医者がコンタクトしないってことはそういうこと。目に悪いことを君は今からするんだってことを理解しながら扱ってね。」

先「富士山の頂上、12時間もつけてたらエベレストの頂上だよ。そんなんで眠ったりしたらどうなると思う?黒目が月まで行っちゃうよ!気をつけて扱うように。以上。」

俺「月ま...で.......はい。」

月までは行きたくない
5合目くらいまでに気をつけよう。

第2診察室を出ると

ハイボールのお姉さんが
待ち構えていた。

コンタクトの付け方を教えますと
洗面台に案内され
先程選んだシリコンとプラスチックの
2種類を試用させてくれるという

自分ではまだ入れられないから

お姉さんの手で

僕の目に入れてくれるという

目は物が向かってきたときに
反射的に目を瞑ってしまうので
視線を下にずらして目を開けっぱなしに
してと誘導され

その隙に強引に目の中にコンタクトを
入れられる

コンタクト越しに眼球を
触られている感覚に少し興奮する
いけないとてもいけない

両目入れてもらって
目の中に物が入っている感覚の気持ち悪さ
を感じる

あれ?こんな感じなの!
想像してたコンタクト像が
崩れ去った瞬間だった

個人差で合う合わないが
あるから

一番柔らかいのにしてもらった
柔らかいのなら大丈夫だった

自分で入れる方法を教えてもらいながら
試してみるが、なかなか入らず

閉館時間過ぎちゃったのに
装着するまで付き添って指導してくれた
ハイボールのお姉さん
ありがとう

見えないものを見ていこうと思います

でも
たまにつけるくらいにするかなぁー

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