gozo rop

頭の中

夏の猛威

なんだろうこの疲れ、ダルサ、眠さ
これやってしまったかもしれん。

やってないかやったか
で言ったらこれはもう確実にやっているに
属するやってしまいだ。

かもしれんとかもしかしたらとか
そんな状態では最早
なくなってしまった
これはもう
やってしまったのである。

街を歩いていたら
すれ違う人に
ププッやってる人じゃん。

オムライス屋でオムライス食べてたら
厨房から店員さん達が
おーおーやってるやってるって

その中の新米バイトが
先輩なにで騒いでるんすか?

バッキャロー
知らねえのか、
やってるんだよあいつ

やってるというか
やってしまってるんだよ
わかるか!新米

ヤベーッスヤベーッス!

と言われてしまっても
何も言い返せない。

なぜなら僕はやってしまっているから。

僕がやってしまっていなかったら
すれ違った人に笑われても
何がおかしいんだと抗議するだろう。

オムライス中に厨房から溢れる
店員に覗かれて笑われても
立ち上がり闘うだろう。

しかし今回に関しては
やってしまったから
なにも言い返せない。

僕は口を噤んで
泣きながらオムライスの表面のケチャップを
全体に馴染ませながら食べることしか
今はできないのだ。

なぜなら僕は
...
言うまでもないな。


今更言っても
何かが変わるわけでもない。

やってしまった僕が
今更、やってしまっていない
向こう側の世界行けることは
できないんだ。

叶わぬ夢さ。

全くやっちまった。
夏バテをやってしまった。

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